2007年05月09日

ワキガの治療

ワキガの治療

腋臭症の治療法は保存療法と手術療法に分けられる。手術療法のいずれにも健康保険を適用することができる。しかしながら、診療報酬の割合と手術の手間の著しい乖離から、民間病院では自由診療扱いで治療する場合が多い。なお、健康保険の適用と臭いの強弱、腋毛の範囲には一切関係はない。

保存療法

●制汗剤

制汗剤は多くの薬局等で販売されている。これは、殺菌作用があるため、雑菌を殺し、汗などが分解されるのを軽減することにより臭いの発生も軽減させるものである。

しかし、これは腋臭臭の原因であるアポクリン腺に直接作用する訳ではないので一時的に臭いの発生を抑えるものである。といっても、これは腋臭症の軽度〜中度の人は制汗剤により臭いの発生を抑えられるので、その他の治療の危険性を考慮すると制汗剤による治療で十分である。

なお塩化アルミニウムの配合された制汗剤の場合は、汗腺に対し直接作用するので汗そのものに対する効果も期待できるが、日本では塩化アルミニウム配合の制汗剤は主流ではなくあまり販売されていない。

腋毛の処理

腋毛の処理をすることにより、腋に汗などを止めるのを防ぎ、汗などの分解量を軽減して腋臭臭も軽減出来る。脱毛に関しても同じ原理である。但し、腋毛の処理、脱毛も腋臭臭の原因であるアポクリン腺には直接作用する訳ではないので、腋臭臭の軽減が目的の場合に適切である。
また、制汗剤の治療と混合することにより効果は増す。只、腋の皮膚を傷めると制汗剤も使用できなくなる場合があるので、十分な注意が必要である。

ボトックス注射

A型ボツリヌス毒素製剤(商品名ボトックス)を注入することにより、汗の分泌を促進させる神経伝達物質アセチルコリンを抑制させ、発汗自体を抑制させる。1回の注入で4ヵ月から6ヵ月間効果が持続する。

手術療法

剪除法

現在、最も一般的に行われている手術療法である。腋の皮膚の皺にあわせ、3センチから4センチほどの切開を1本ないし2本入れ、指で皮膚を裏返し、目で確認しながらはさみでアポクリン腺を切り取っていく方法である。

吸引法

腋の上部を1センチほど切開し、脂肪吸引等に使うカニューレと呼ばれる器具を挿入してアポクリン腺を吸い出す手術療法である。これを改良したものに超音波吸引法がある。

皮下組織削除法

ローラーとカミソリ刃がついたはさみのような器具を用いて行う手術療法である。腋の上部を1.5センチほど切開し、その部分から腋の下に器具を挿入、操作させることによって、アポクリン腺を削除する方法である。

切除法

腋毛が生えている部分の皮膚を切り取る手術療法である。腋の皮膚部分を大きく切り取るため、運動障害の後遺症が残る可能性がある。




自由自在なOMCカード
ニックネーム ワキガ多汗症グループ at 16:54| Comment(0) | ワキガの治療法
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